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☆ 藤原きよみさん。スペシャルインタビュー☆

雑誌、新聞のフィッシングリポートや、テレビの釣り番組で活躍し、自らシーキャッツの女性キャプテン&ガイド業を運営。アラスカ、モルジブ、パプアニューギニア、アマゾンと海外秘境まで巨魚を追う関西のスーパーウーマンアングラー、藤原きよみさんにお話をお伺いしました。

<藤原きよみと海との関わり>

記者:「そもそも藤原さんと海を繋ぐ接点とはいったいなんなのでょうか?」


きよみ:「子供の頃から海遊びが好きで、それも潜って貝を採ったり狩猟的(笑)な遊び。あるとき旅先でのサビキ釣りに私だけハマっちゃって、主に、釣りとダイビングです。」


記者:「たしか、藤原さんが初めてメディアに登場したのは96年。釣り具メーカーのキャンペーンガールとして脚光を浴びた頃ですが、そもそもオーディションに応募した動機が「ただで釣りが出来そう」というものだったと記者は伺っております。」


きよみ:「はい、まさしく…釣り番組を見ていてオーディションの告知を知って応募しました。キャンペーンのギャラは全部、海外に釣りに行く費用にすべてあてちゃいました。」


―――取材前、男勝な人(失礼!)かなと勝手なイメージを抱いていた記者ですがお会いしてみると、藤原さんは物腰や言葉の柔らかい女性らしい人。純粋に好きなことをやってきただけという気負いなさが、藤原さんの気さくでごく自然な振る舞いに表れているように見えます。

<世界の巨魚を釣る>

記者:「藤原きよみさんといえば世界の秘境、アラスカやアマゾンのジャングルにも一人でカメラとロッドを抱えて旅をしていますね。言葉とかで苦労したことはないのですか。」


きよみ:「実は私、いま普通に誰でも持っている英検4級ももってないないんです。しいて有ると言えば少しの行動力と度胸だけです。」


―――以降、業界では貴重な女性アングラーとしてメディアで活躍。また一方で湾内でのボートシーバスフィッシングにいち早くのめりこんだ末、ガイド業へ参入し、前途のとおりマイボートも所有する。


記者:「昨年、女だてらに小さなボートで日本の紀伊半島で巨大カジキを釣り上げたと話題になっています。」


きよみ:「そのお話は長くなるのでまた…。2007発売の舵社「ボート倶楽部」フィッシング特大号に掲載されています。ありのままの出来事を書きましたからぜひ読んでください。」


記者:「藤原さんにとってボートを所有するその価値観ってなんでしょうか?記者はボートを所有するというだけで別世界の人ってイメージがあります。」


きよみ:「私は好きな事を自分でやってきただけですから、もちろんたくさんの人にも支えてもらって出来た事です。

ちなみに車もバイクもエンジンのついた乗り物は好きです。なかでもボートは素晴らしいと思うんです。海の上での自由な開放感がたまらない。」


―――とはいえ、藤原きよみさんもキャンペーンガールを経てヤンマーフィッシングボートCMキャラクターという経歴持っている。釣具メーカーがイメージを良くするための存在である。

記者の場合もこれまで何度もモデルの女性アングラーが乾いた手で魚を持つ姿を撮ってきた。女性の笑顔とは裏腹にその手中の魚はとかく惨めに映る。藤原さんの場合ははたして…。


記者:「藤原きよみさんは自らボートも操船して釣りやマリンスポーツ、アユ釣りなど一人でも楽しめているし、また他の人を引き込む頼もしさとゆとりがあります。男性でもなかなか出来ない事ですが…。」


きよみ:「だって水中で魚がエサをついばむところを想像するだけで、楽しいじゃあないですか」


―――笑顔で屈託なく語るご当人にとっては男女の垣根など無く、至極当然の成り行きだったのかもしれない。


記者:「数少ない女性ボーターのなかで遊漁船の船長までこなしてしまう人はさらに希少。藤原さんを海へ、釣りへ、ボートへ、と駆り立てるものはなんなのでしょうか。」


きよみ:「女性も男性アングラーもかわらない。でも大自然の中で遊んでるんではなくて、遊ばれているくらいの余裕をもって接しなくっちゃあね。

自然の恩恵を受ける心をもって釣りを通じて触れ合うんです。すると思いやりも持てるし、優しくなれる。マナーという言葉の意味が解ってくるんです。

だから釣りを通じて旅をするのも好き。土地の人とのふれあい体質なのでしょうか。旅先では文化とか地元の人にとけ込んじゃうんです。楽しくって!

<藤原きよみの捉える海の未来>

記者:最後に5年間営業してきたチャーターボート&ガイド業にいったん休止符を打ち、ボートを替え拠点を大阪湾奥から現在の泉南へと移したのはなぜですか。」


きよみ:「大阪湾内の変化をつぶさに見てきて、これまでの遊漁船業のあり方に疑問が生じた事もそのひとつ。今後は資源保護などなどを含め、さらに広い観点からマリンスポーツを捉え直していきたいです。

今、農林水産研究所の水産技術センターの協力のもと大阪湾の生物や魚種の産卵行動や繁殖を学びながら水辺の環境作りの普及勤しんでいます。海の面白さがグンと広がった手応えを感じながら。」